皆さんは敷布団やベッドの上になにを敷いているでしょうか。敷布団派の方のほとんどは「シーツのみ」と答えるでしょうし、ベッド派の方も「薄いベッドパッドとシーツ」と答えるでしょう。もちろんそれだけでも構いません。でもよく考えていただきたいのです。

人は睡眠中に一晩で200ミリリットル以上もの汗をかくと言われています。夏の蒸し暑い日はその2倍。人によっては一晩で1リットル近い汗をかきます。寝ているあいだのことはわかりにくいものですが、夏の朝、敷布団をあげて畳に触れてみたら、しっとり湿っていることがすぐわかります。つまり、布団がそれだけの汗を吸収しているのです。

それだけに敷布団やベッドのマットレスの通気性というのは重要になってくるのですが、いちばん肌に近いベッドパッドこそ、本当は快適な睡眠に重要な存在なのです。

そこで開発されたのが、オーストリアHEFEL社のオーガニック・ウールをたっぷり使った「ヘッフェル ウールパッド」。側地にはコットントリコットという汗を吸収する通気性抜群の素材を使用し、そのなかに良質なウールわたをたっぷり使用しています。トリコットは生地の目が粗いため、ウールの品質が悪いと目から毛が出てきてしまいますが、HEFEL社のオーガニック・ウールなら大丈夫。

天然のウールは表面のキューティクルが開いたり閉じたりすることによって湿気の吸発散をコントロールします。上質なウールほど、この吸発散性に優れており、ウォッシャブル加工や表面に樹脂加工を施したウールはキューティクルの吸発散性を阻害してしまうため、本来のウールの呼吸効果が期待できません。

このベッドパッドは、たっぷりのオーガニック・ウールが寝ている間の汗をすばやく包み込んで、日中に素早く発散するため、暑い夏でも快適。もちろん冬は暖かく体が冷えません。

ひとくちに「ウール素材のパッド」と言っても、その品質は千差万別。ぜひHEFEL社のオーガニック・ウールの寝心地を体験してみてください。

なおこのパッドは「ムートンベッドパッド」とは違い、表面にシーツをかけて使う商品です。夏はリネンのシーツを使用すると快適さがグーンと増します。メンテナンスは通常のドライクリーニングでOKです。

通常タイプ
通常タイプは厚さ1〜2cmほどの、通常のベッドパッドの厚さ。それほど厚みはありませんが、ウールの弾力性がしっかりあるので、寝心地はふんわり。通常タイプは両面使用できます。

厚手タイプ
通常タイプの約1.4倍の中綿を詰めたタイプ。しっかりと厚みがあるので、寝心地のふかふか感はより一層アップします。厚手タイプは片面のみの使用となります。

ヘッフェル社のウールパッドは睡眠にこだわる有名ホテルでも使用されています。
体圧を分散するウッドスプリングと組み合わせたセットでより快適な寝心地に。

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