数ヵ月先まで予約がとれない、西麻布の名店「分とく山」の料理長、野崎洋光さんに「本物の味噌」といわしめる味噌が、愛知県・知多半島にあります。それが、明治創業の老舗みそ蔵「中定商店」が作る、木桶仕込みのおいしい豆味噌。なにしろこの味噌、大豆の風味がとても強いのです。そのコク深い旨みによって、家庭の味噌汁があっという間に「料亭の味噌汁」の味わいに変わってしまうほど。
自遊人オンラインショップで紹介している味噌の中でも、その人気はトップクラスです。「豆みそは苦手」という人もいるかもしれませんが、この豆味噌は多くの人の舌に馴染んだようです。
豆の香りが、ふわっと鼻の奥まで広がり、余韻が生きる。実にふくよか。この味噌は生きている。これこそ、本物の味噌だ!と思いました」と語ってくれたのは、中定商店の仕込む味噌を使っている、料亭「分とく山」の野崎さん。
「蒸した大豆を玉にしてみそ玉を作る。これが豆味噌最大の特徴。表面に麹菌をつけ、みそ玉の内部まで菌が繁殖するように十分発育させます。そして、木桶に入れて3年間寝かせる。何度か夏を経た味噌には、まろやかな豆の香りが残る。長時間熟成させて、やっとこの香りが出るんです」とは、中定商店6代目ご主人の中川安憲さん。
そもそも、遺伝子組み換え大豆不使用の国産原料だけを使い、木桶仕込みで無添加の長期熟成している味噌は、いまではほとんど生産されていません。それだけでも「幻の味噌」と言えるほど。でも、この木桶仕込みだからこその味わいなのです。市販の味噌に慣れた舌には「刺激」とすら感じるクセの強さですが、慣れればいずれ病み付きになってしまいます。中定商店の木桶仕込みの豆味噌には、そんな力が宿っているのです。
中定蔵出味噌
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昔ながらの天然醸造、木樽仕込みのお味噌3種セット
毎日取り入れたい無添加発酵食品「味噌」。昔ながらの天然醸造、木樽仕込みのお味噌をセレクトしました。夏場は冷や汁、味噌炒めにもよく合います。
有名料亭などでも使われている中定商店の「中定蔵出味噌」、信州伝統の味噌玉味噌を作る大久保醸造の「玄米味噌」「麦味噌」を各500gの3種セットです。
豆の風味が香り、濃厚な味わいの味噌を食べ比べてみてください。