自遊人限定販売!水野さんだけが栽培する、愛らしくてジューシーなりんごです
青森県三戸町産 「水野さんのミニふじ」
- 冬季限定商品。12月中旬頃より順次発送予定です
- オーガニック・エクスプレスだけの限定! 「ふじ」に優るとも劣らない甘さと食感。糖度もりんごの王様「ふじ」と同じ13〜14度
- 青森県三戸町の水野さんだけが作る、超貴重なりんご「ミニふじ」
- 「大阪ほんわかテレビ」でも紹介された人気フルーツ
- 1箱に20個入りです
出荷元:自遊人配送センター(新潟)
価格:
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全国で水野さんただ1軒だけが栽培。「ミニふじ」の誕生秘話

若者同士で研究グループを作るなど、とにかく研究熱心。首都圏で行われた消費地研修にも参加し、「特色あるりんごがあれば、もっと食べてもらえるはずだ」という思いを強くしたそうです。そして、「小形で美味しいりんごを作ろう」と決意し、独学で品種改良に取り組みます。イメージは、ポケットに入れて持ち歩け、子どもが一人で食べきれる大きさ。もちろん、味のこだわりもありました。小形のりんごといえば、見た目のかわいさは評価され、料理やデザートに添えられたり、観賞用の花材として使われることもありますが、味では、普通の大きさのりんごにかなうものはなかなかありません。だからこそ、小形でしかも美味しい品種の開発を目指したのでしょう。
通常、品種改良でりんごの新品種を作るには、20年以上かかることも珍しくありません。手順としては、まず大きさや味、収穫期など、新しく作りたいりんごの目標を設定し、その性質を持つ2つの品種を父親と母親に決め、母親のめしべに父親の花粉を付け、受粉させます(交雑育種)。そして実った果実から種を採り、それを蒔いて苗を育てます。その樹に実がなるまで数年。できたりんごを吟味して、目指すりんごに近いものを選抜していくわけです。
益治さんも、いろいろな品種のかけ合わせを試し、種から数千本の苗を育てました。今も農園には30~40種類のまだ名前も付けられていないオリジナルの小形りんごの樹が残されています。そのなかから、サイズも味も良い小形のりんごがなる樹が見つかり、「ミニふじ」の誕生となったわけです。益治さんが品種改良を始めてから、10年以上の月日が流れていました。
しかし、その樹をそのまま育てるわけではありません。実生のりんごは成長が盛んで樹が大きくなりすぎ、りんご栽培に向かないため、台木に枝を接いで栽培樹に仕立てます。
益治さんは最初、「ふじ」を台木にして、その上部に「ミニふじ」の枝を接いで栽培を始めました。けれども、それでは高い位置に「ミニふじ」が実をつけるので、手入れがしにくいため、わい性台木(背丈が低い台木のこと)の上に中間台として「ふじ」を接ぎ、その先に「ミニふじ」の枝を接いで、作業のしやすい栽培樹を400本仕立てたのです。これが実るようになれば、ある程度、「ミニふじ」が量産できるという目途がつきました。そして、その樹が育ち、一斉に赤い実をつけようとした年でした。益治さんが病に倒れたのは……。
益治さんが急逝してしまったため、「ミニふじ」の父親、母親となったりんごの品種はわかっていません。栽培メモは残されていましたが、あまりにデータが膨大で、そのうちどれが「ミニふじ」のものなのかは、本人でなければわからないそうです。しかし、小形で美味しい新種「ミニふじ」の樹が、家族のもとに残ったのは、紛れもない事実でした。
「新種なる林檎残して逝きし息の情念引きつつ収穫始む」
贈り物としても人気です。

青森では、お正月のお供えの上に、小形のりんごを載せる家も多いとか。クリスマスパーティーや年末・年始の手土産として持っていっても、“真っ赤”な「ミニふじ」が、みんなの心を温かくしてくれそうです。
- 商品名
- 青森県三戸町産 「水野さんのミニふじ」
- 配送方法
通常送料
商品内容
- 7大アレルゲン
- なし
- 内容量
- 20個
- 産地
- 青森県
- 配送温度
- 常温
- 化学調味料
- 不使用
- 保存料・着色料
- 不使用
- 商品コード
- FI-050
糖度も密度もしっかり! 食べ応えのある「水野さんのミニふじ」
この珍しい小形のりんごは、「ミニふじ」という種類。果汁たっぷりで、シャキッとした歯ざわり、甘さと酸味のバランスも絶妙です。糖度もりんごの王様「ふじ」と同じ13~14あり、「ふじ」に勝るとも劣らない味と評されます。「ふじ」はりんごの中でも保存がきく品種ですが、「ミニふじ」も冷暗所で1か月以上、密閉した袋に入れて冷蔵庫で保存すれば、2か月以上も美味しく食べられます。
小形のりんごでは、りんご飴によく使われる「アルプス乙女」が知られていますが、それよりひと回り大きく、重さは50~70グラム。「ふじ」の4分の1から5分の1の大きさで、手軽に皮ごと丸かじりできるサイズです。
「ミニふじ」は聞き慣れない名前だと思いますが、それもそのはず。生産農家は、青森県三戸町の水野さん、ただ一軒だけ。まさに「水野さんの『ミニふじ』」なのです。
実は、品種改良によって、この世に「ミニふじ」を誕生させた水野益治さんは、2005年に51歳の若さで他界されています。
その後、「息子が作り出したりんごをみなさんに食べてもらいたくて」と、益治さんのお父さんである益栄さんが益治さんの遺志を引き継ぎ、それまで主にニンニクやホップを作っていましたが、ホップの栽培をやめ、「ミニふじ」の栽培に力を注いでおられました。
ですが、その益栄さんもお亡くなりになられ、現在、残されたご家族が、お二人の遺志を引き継いで育てておられます。