雑誌「自遊人」が運営。無添加・オーガニック・魚沼産コシヒカリ 「オーガニック・エクスプレス」

「ひやしあめには、さっぱりしていて、それでいて奥深い味がして、何とも言えない懐かしさがあるんです」
というのは、八坂神社門前の老舗料亭『二軒茶屋 中村楼』の12代目・辻雅光さん。以前、雑誌『自遊人』で中村楼を取材した折、辻さんに紹介してもらった"ひやしあめ"。
お彼岸をすぎて涼しくなると、温かくしていただく"あめ湯"として、装いも新たに販売されます。
作っているのは『中村楼』も御用達という老舗和菓子店『するがや祇園下里』。
「ひやしあめは、うちの先々代が真夏の祇園祭のときに、地元の人や観光客に振る舞っていた飲み物なんです。その風習はやめてしまいましたが、あのときの味が忘れられなくってね、商品化したんです」
と、6代目ご主人の下里政彦さん。

麦芽飴のやさしい甘味の中に、ほんのりと苦く、すっきりとした生姜の風味が効いた、昔懐かしい味わいの飲み物。京都の庶民の味なのだそうです。
夏にはキーンと冷やしていただくのがおいしい、清涼飲料ですが、お湯で割って温かくいただくのももちろん絶品。
しょうがの風味で体の芯から温まっていくようです。3倍程度に薄めてお召し上がりいただく濃縮タイプです。

お湯で割っていただくほか、紅茶に加えれば香りのいいジンジャーティーに。お料理の隠し味にも使えます。はんなりとした和風のパッケージは、お歳暮などのご贈答にもどうぞ。