華やかな香り、ジューシーな甘みの口福。季節限定フルーツ「芳醇シャインマスカット」
自遊人オーガニック・エクスプレス
2019.11.05
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豊富な水と肥沃な土壌。フルーツ王国「新潟・白根」で育った芳醇白ぶどう
オーガニック農場での経験を生かし、満足していただける味わいを
安心・安全な無肥料栽培&美味しさを追求しています
豊富な水と肥沃な土壌。フルーツ王国「新潟・白根」で育った芳醇白ぶどう
2006年に品種登録されたばかりのまだ新しい品種の白ぶどう「シャインマスカット」。
酸味が少なく、高い糖度にマスカットの香り。なんといっても皮ごと食べられるのが魅力で、近年、人気が上昇しています。
栽培地は、新潟市の白根地区。2005年に白根市より新潟市に編入した、のどかな田園地帯。日本で一番長いとされる信濃川と、信濃川水系の分流である中ノ口川に囲まれた地域です。
美味しい作物が育つには、水は重要な要素のひとつですが、この2つの大河によって水は豊富。さらに、これらの川が運んでくる栄養分によって肥沃な土壌が生まれ、稲作のほか、とくに果樹栽培が盛んです。
お届けするシャインマスカットは、この地で14代に渡り果樹農園を営む、阿部さんが育てたもの。現在は、13代目源一郎さんと、その息子である14代目の健太郎さんが栽培を行なっています。
オーガニック農場での経験を生かし、満足していただける味わいを
20歳頃に、アメリカのオーガニック農場で働いていた健太郎さん。そこで学んだことを生かしながら、美味しい農産物づくりに全力を注いでいます。
“垣根栽培”もそのひとつ。
ヨーロッパなどで、主にワイン用ぶどう栽培に用いられている栽培法で、ぶどうの木を並べて植え、生け垣のように仕立てて育てる方法です。
「海外ではこの栽培法が主流なんですが、日本ではトライしている人はまだほとんどいないと思います」と、健太郎さん。
雨が多い日本では、地面からの雨の跳ね返りなどによって発生するカビや病気を避けるため“棚栽培”が多いのですが、積雪量の多い地域では、“垣根栽培”が有効です。しかも“棚栽培”は、ぶどうの房が高い位置にあるので手を上げての作業が続き、高齢者にはきつい労働です。対して“垣根栽培”は、房が低い位置にあるため高齢者の方でもラクに、座っても作業が可能。育てる生産者にもやさしい栽培法なのです。
日本ではまだ少ない栽培法にチャレンジする阿部さん。息子の健太郎さんは、ベテランながら新しい作り方にも挑戦する源一郎さんの姿に感銘を受け、父の後を継いで農業をしていこうと心に決めたと言います。加えて、アメリカのオーガニック農場での経験が契機になったそうです。
「僕がアメリカの農場で学んだのは、商業的な農業ではなく、お客様に満足して味わっていただける農産物をつくる農業。育てたものをファーマーズマーケットに持って行って販売することもやっていたのですが、そのときに、『これはこうして食べると美味しいですよ』『これが今、旬なんですよ』『へえ、知らなかった』なんて、お客様と会話を交わしているうちに、美味しい農産物をつくってお客様に喜んでいただきたい。農業っていい仕事だなあと思うようになったんです」
安心・安全な無肥料栽培&美味しさを追求しています
ただ新しい農法にチャレンジするだけではありません。体にやさしいものを作りたいと、肥料は使わずに栽培しています。
「果物は、植えてから果樹が実るまで何年もかかり、思い通りにいかないこともあります。完全にオーガニックでの栽培はなかなか難しいのですが、できる限りオーガニックに近い栽培を行っています。肥沃な土壌で地力にも助けられながら、体にやさしく美味しいものを育てていきたいと思っています」
さらなる美味しさも追求する阿部さんのシャインマスカット。
もうひとつの特徴は、ワイン用ぶどうのように低温貯蔵していること。寝かせてから出荷するのは、実は全国でも珍しく、稀少です。
低温貯蔵によって、より芳醇な香りと濃厚な甘みが引き出され、この上ない味わいに。房からもいでそのまま口に含むと、ふわっと華やかな香りが鼻に抜け、たっぷり果汁のジューシーな甘みがジュワッと広がります。寝かすことによって酸味が適度に抜けて甘みが増していますが、嫌な甘さではなく、まろやかな味わい。あっという間にペロッと食べてしまえる美味しさです。
阿部さん親子の思いが詰まった季節限定フルーツ。11月中旬〜下旬までの期間限定発送です。
豊富な水と肥沃な土壌。フルーツ王国「新潟・白根」で育った芳醇白ぶどう
酸味が少なく、高い糖度にマスカットの香り。なんといっても皮ごと食べられるのが魅力で、近年、人気が上昇しています。
栽培地は、新潟市の白根地区。2005年に白根市より新潟市に編入した、のどかな田園地帯。日本で一番長いとされる信濃川と、信濃川水系の分流である中ノ口川に囲まれた地域です。
美味しい作物が育つには、水は重要な要素のひとつですが、この2つの大河によって水は豊富。さらに、これらの川が運んでくる栄養分によって肥沃な土壌が生まれ、稲作のほか、とくに果樹栽培が盛んです。
お届けするシャインマスカットは、この地で14代に渡り果樹農園を営む、阿部さんが育てたもの。現在は、13代目源一郎さんと、その息子である14代目の健太郎さんが栽培を行なっています。