雑誌「自遊人」が運営。無添加・オーガニック・魚沼産コシヒカリ 「オーガニック・エクスプレス」

※平日14時までのご注文で即日発送いたします。
ご注文いただいてお届けするのは、令和3年産のお米です。

ハーブで土作りを行い、安心安全で美味しいお米を

島根県の石見高原は、島根県の中西部に広がる、標高300〜500mの高原。
このお米を生産しているのは、石見高原の邑南町をはじめとする
川本町、美郷町、江津市の1市3町。

中国地方最大の江の川(ごうのかわ)の源流が流れ、
豊富な森林、ゲンジボタルやオオサンショウウオなどが生息する清流。
豊かな自然環境に恵まれ、昼夜の寒暖差の大きい山間の盆地で、
昔から稲作が盛んな地域です。

美味しい米作りに適した地域ですが、より美味しいお米を作り続けていくために、
生産者の皆さんが考えたのは「安心・安全」なお米。

「自然環境に負荷を与えず、自分たちも安心して食べられるお米」を作るにはどうしたらいいか。
試行錯誤の末に着目したのが、旧石見町(現邑南町)で従来より栽培されていた
“ハーブ”、クローバーでした。

クローバーはマメ科の植物で、美味しい作物を育てる要素として重要な窒素を
大気中から土壌に取り込む根粒菌が付着する特性があります。
この特性を利用し、クローバーの一種であるレッドクローバーを稲刈り後の水田で育て、
田植え前に田んぼに緑肥として鋤き込むことで、農薬の使用は慣行栽培の半分以下、
化学肥料は9.9割削減を実現。
化学肥料を使わずに美味しいお米を作ることに成功したのです。

化学肥料は、植える前の苗作り時に少量0.1割分使っていますが、
田んぼには一切使っておらず、田植え後は、有機質肥料を補うのみで栽培しています。

生産者全員が、島根県に認定された「エコファーマー」で、
「島根おおちハーブ米研究会」の会員。みな一丸となって、土壌分析を行うなど日々研究。
平成23年からは「環境保全型農業直接支援対策」にほぼ全員が取り組み、
島根県最大級の環境保全型農業実践集団に。

環境に優しく、安心安全で、なおかつ美味しい米作りに励んでいます。

おたまじゃくし、タガメ…様々な生き物が棲む安全な田んぼで作る甘みと粘りのあるお米

このハーブ緑肥を利用する方法は、平成15年から行っていますが、
農薬や化学肥料を規定量使っていた頃に比べ、
年々、みみずやおたまじゃくし、カエル、タガメなどの生き物が増えているそうです。
さらにこれらの生き物を食べるツバメや白サギも飛んでくるようになり、
昔ながらのあるべき農村の風景、姿に戻ってきたと、農家の皆さんは口を揃えて言います。

ハーブ米といっても、肥料として使っているので
お米がハーブの香りや味がするわけではありません。

コシヒカリならではの甘みと粘りがあり、
「島根県エコロジー農産物」として、島根県も推奨しているお米。
毎年行う食味検査でも高評価を得ています。

豊かな自然の恵みと生産者の努力で作った“ハーブ米”、ぜひお試しください。

定期お届けコースについて

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